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中途半端な
夢と現実の間で 僕は 僕だった。 ヒーローだとか 物語の主人公だとか そんなものにすら なれなかった。 空は飛べないし 詩も謳えない。 波瀾万丈な日々どころか 些細な事件すら 息を顰めてしまった。 ただ虚ろに過ぎていく時間に それとなく身を委ねて 可もなく、 不可もなく、 日々暮れていく 西の空を眺めていた。 何の変哲もない日常を愛した。 そんな無意味な愛の代償は 僕だったのに。 PR この記事にコメントする
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