× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 きれいなものは いつも、いつのまにか、 この手をすりぬけていた。 たいせつな思いも、 わすれたくない感情も、 わたしがほしいものは なにもかも、とどめておけないものばかりだった。 いつしか ほしいものは、なくなってしまった。 なにものこらないのなら、 求めることをやめるほうが よっぽど健全だとおもった。 でもそうしたら、 からっぽになってしまった。 星の見えない夜空のように。 わたしには、なにもない。 なにもなくなってしまった。 (はじめから、なにもなかったのかもしれない) いつかこのからっぽにのみこまれてしまえばいい。 はやく、はやく、その日がくることを待っている。 PR この記事にコメントする
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